今まではゲストPCはOSのみならずデーターもイメージ単位で管理していた。
バックアップ(手動)をやる間隔が空いてデーターロストしたのはすでに述べてきた。
事故の教訓を踏まえたバックアップの自動化について考察する。
バックアップ単位について
今まで
ゲストOS イメージ単位
データー イメージ単位
これから
ゲストOS イメージ単位
データー ファイル単位
説明
自動化するにあたりゲストのOSもホストのディレクトリにインストール出来れば全て同じ双方向同期を走らせるだけで済むのだが、
無理なので100GB級の単一ファイルのバックアップをどうするかが問題になる。
ちなみに今までのストレージ構成と中身は以下である
ゲストOS用SSD 960GB 満杯
イメージ01 100GB 満杯
イメージ02 100GB ほぼ満杯
イメージ03 100GB 満杯
イメージ04,05,,,はほぼ使わない古い物理マシンのイメージ
ゲストデーター用SSD 2TB ほぼ満杯
古い物理マシンから変換したイメージに追記していったので現在1.8TB
自宅ホストOS用SSD 128GB
ゲストバックアップ用HDD 4TB 使用率75%
職場ホストOS用SSD 128GB
という体制で6年間運用してきた。
以下これからのストレージ構成と中身の計画
ストレージ構成
ゲストOS用SSD 2TB xfs
イメージ01 200GB
イメージ02 200GB
イメージ03 200GB
qcow2を拡張するだけ、だが縮小は手間らしいので欲張らない
自宅ホストOS用SSD 128GB xfs
自宅ゲストデータ用HDD 8TB btrfs 双方向同期⇔職場
Bcache用SSD 240GB
職場ホストOS用SSD 128GB xfs
職場ゲストデータ用HDD 8TB btrfs 双方向同期⇔自宅
データー用HDDはホストのbtrfsで差分を取りながら、かつリモートで双方向同期することで災害対策まで実現できる。
データーはホストのディレクトリに配置しゲストのWindowsからはsambaで読みに行く。
Windowsからも見られるということは
母ノートPC 1TB データのみ上のシステムにバックアップ
のように家族のパソコンのデータもバックアップしてあげることができる。
ゲストOS用SSDは今後も自宅⇔職場をアナログに行き来させる。
rsyncで1イメージずつ輪番バックアップ(1回200GB)
Bcacheで240GBSSDを8TBHDDのキャッシュとして使用すれば輪番の200GBは500MB/sとして7分弱
HDD直だとしても150MB/sとして22分強
イメージが入ってるディレクトリは双方向同期しない→帯域を圧迫するから
手動バックアップもたまにはする。系統になっているので何らかのトラブルが連関してデーターロストが発生する可能性もあるので。
そういう意味ではホストの双方向同期から外れているゲストOSイメージの運用方法は面倒だが理に適う部分もある。